■

半野田君からテニスコ植野君とのデュオ音源をいただく。おお。やっぱり半野田拓はすげーなー。スピード、センス、アイデア。言うことない。そして植野君は相変わらず「どんな音楽にもサウンドするサックス」で、これこそ彼の真骨頂だろう。内容も、結構えんえん二人がスパークしていて、素晴らしい。つい半野田君に電話かけて、長時間喋ってしまった。音楽のことはもとより、お互いの近況とか最近考えてることとかつらつらと。あと、植野君の演奏について曰く、常にアクセルとブレーキを同時にめいいっぱい踏み込んでいるような音を出す。なるほど。表面は穏やかだが、中身は不穏なインプロだ。しかし僕はなんといってもこの二人の“軽ろ身”が羨ましい。ベースって、気のせいかも知らんけど“軽やかな音”って難しいのだ。間抜けな音は出るけどね。おならみたいな。

ここ数日、ちょっとばたばたしている。これからしばらく忙しくなりそうだから、今のうちにやることやっとかないと。

いま隣で達磨が「まことちゃん」3巻を大声で読んでいる（黙読できないみたい）。同世代として、感情移入しているのだろうか。